『現在のバルカンを訪ねて−ボスニア・ヘルツェゴビナ/コソボ共和国の旅−』 2016年8月17日 2年ぶりにバルカンの旅に。今回はトルコ経由でアルバニアへ行き、そこから陸路でコソボに入る予定。トルコはバルカン地域の文化に多大な影響を与えた国。初訪問でもあり心が躍ります。 まずはイスタンブールで噂の「鯖サンド」を食することに。ほんとうに美味しいか半信半疑だったけれど、食してみて驚き!!!とても美味しく頂きました。そして、ランチにトルコワインを堪能。 ボスポラス海峡をクルーズ。そして、アジアとヨーロッパをいっぺんに!!! 食後の散歩がてらグランドバザール(カバルチャルシュ)へ。時間が遅かったせいか閑散としていましたが、トルコ情緒を感じることができました。 グランドバザールからアヤソフィアへ。ブルーモスクより小ぶりですが、歴史を感じさせる雰囲気に圧倒されます。 念願のブルーモスクへ。モスク内はネットで覆われていたけれど、その美しさを感じることができました。外には多くの客引きがいたけれど、それほどしつこくなく、日本人と分かると気さくに笑いかけてくれ、親日国であると実感できる時間でした。 2016年8月18日 イスタンブールからアルバニアの首都ティラナへ飛行機で1時間半のフライト。とても小さな空港で、イミグレーションを越えて迎えに来たりと・・・・不用心やら微笑ましいやら不思議な気になります。 ティラナで滞在したホテル。近代的設備とヨーロッパスタイルのホテルでありながら、その価格の安さには驚きです。 チェックイン後に市内をお散歩。とても綺麗な町で青空が街並みに映えます。そして借りることのできないレンタサイクル。不思議です。しかし・・・・ここで大問題発生。携帯電話を紛失(あるいは置きびき?)これからの写真はどうなることやら。 2016年8月19日 ティラナから車を使って2時間弱で到着するシェンジン。アドリア海に面し、地元の人たちの海遊びで賑わっています。 今回の旅の目的はシェンジンでオーベルジュを営むフレディ氏と会うこと。彼は、イタリアで修業し、新しいアルバニア料理のかたちを模索しています。そしてアルバニアワインの数々。とても味わいのあるワインでした。アルバニアの料理とワイン。いつか日本の人びとにも味わってもらいたいものです。 ティラナに戻り、夕食として味わったアルバニア伝統料理のひとつ「羊の脳味噌」。店主曰くクリーミーで美味しいとのことでしたが、私は無理でした。強いて言えば「白子」のような味わいか。 2016年8月20日 早朝にバスでコソボへ移動。バスは、前日までに予約をする必要がありますが、ティラナとコソボの首都プリシュティナまでは多くの便があります。今回の最初の目的地がペーヤだったので1便しかなく、途中1回の休憩を含め5時間のバス旅。景色を見ながらのあっという間の時間でした。 ペーヤは山間の小さな町。空気も水もきれいでホッとする町で、コソボにおける避暑地のようなところかもしれません。 町の中心にある広場で深夜まで遊ぶ人びとと夜市での風景。そして、早朝からもくもくと一人掃除をする男性。 ペーヤは水のきれいな町。ここで作られる「ペーヤビール」はコソボでポピュラーなビールです。味わいは、バドワイザーに似た軽いものです。 2016年8月21日 ペーヤから車で20分の「ビソキデチャニ修道院」を再訪。前回同様に手厚いもてなしをして頂く。なぜ私がこのような格好をしているのか・・・・・足を出していたら修道院に入れないから。 2016年8月22日 バスでペーヤから首都プリシュティナに移動。プリシュティナではホテル建設ラッシュのようで、旅行サイトをみても新しいホテルがたくさんあります。今回選んだホテルは前年にオープンしたもの。私の勘違いで空港に近いものでちょっと残念。 2016年8月23日 プリシュティナからバスでワイナリーが集中するラホバッツへ。コソボのワインは、全国の葡萄をラホバッツに集中し、そこにある5つのワイナリーで製品化するとのこと。訪問したワイナリーは、長年お世話になっているHaxhijahaへ。 2016年8月24日 バスでプリシュティナからティラナへ移動し、当日の飛行機でイスタンブールから一路日本へ。ハードスケジュールの旅でしたが、目的もすべて達成し、実りあるたびになったことを感謝!! |