フェアトレード
フェアトレードについて
フェアトレードとは、公正貿易と訳される通り、公正な(不公正ではない)商取引を通じて小規模生産者の生活安定を目的とするものです。フェアトレードは、国際社会における南北問題…、発展途上国と先進国の関係において、そこに住む人々の人間としての尊厳を尊重するために、つまり、低賃金労働、児童労働、弱者からの搾取等を廃絶することが目的です。 日本を含む先進国がフェアトレード商品を購入するということは、消費を通じて発展途上国を支援するということにつながります。またそれだけではなく、消費という日常行動から、いま国際社会で問題になっていることについても関心を持つことができます。フェアトレードは、ひとりひとりの日常生活が、その他の多くのひとびとの生活を支えることができるという貴重な体験となります。
フェアトレードにおける相関図
小規模生産者及び旧紛争地域支援事業について
発展途上にある国に住む小規模生産者は、気候変動等による不安定な収入、労働力不足による児童労働、資本家による搾取等いろいろな問題を抱えています。また、過去に紛争地であった地域に住む人々もまた、高い失業率等により安定した生活が営めない状況にあります。そのことから、このような地域に住む人々の生活安定のための事業の立案、計画、実施を図ります。