『現在のバルカンを訪ねて−ボスニア・ヘルツェゴビナ/コソボ共和国の旅−』

7月23日

大阪の関空からイスタンブール経由でボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボへ。初めてのボスニア・ヘルツェゴビナ訪問にワクワクドキドキ。でも、移動時間14時間・・・体力はヘトヘト。

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サラエボ国際空港は、まだ新しい小ぶりな空港。発着便が集中することも無いようで、スムーズに入国することができました。空港内のタクシーは、メーターと要相談のタクシーが混在。ドライバーはみな親切で、それほど不安に感じることなくタクシーに乗車。

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空港からホテルに向かう途中で見かけた博物館。紛争時そのままの姿で存在感があるものの、まだ閉鎖中。

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今回宿泊するホテル「HOTEL GLAND」名前だけで予約したホテルだったけど、古さの中にも清潔感があり、何より1泊60€のジュニア・スイートはお得。10:00過ぎにホテルに到着。チェックインまで時間があるので、タクシーを使ってサラエボ中心部へ。

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サラエボ中心部へ向かう途中、所々で見かける民家の傷跡。町全体は復興の兆しがあり、人びとにも活気があるものの、このような傷跡を見ると、紛争時の悲惨なニュースの映像がよみがえります。

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ホテルからタクシーで約10分。『バシチャルシア』の入り口に到着。ここから少し歩いてみることに。

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『バシチャルシア』の入り口で鳩と遊ぶ子どもたちと色彩鮮やかな果物屋さん。この時期はスイカが旬のようでした。

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『バシチャルシア』の中にある『ブルサ・ベジスタン』。トルコの雰囲気満載。カフェではトルコ・コーヒーを楽しめます。トルコ・コーヒーは焙煎した豆を叩き潰してお湯を注ぐということを初めて知りました。
ホテルに戻り、今回の案内をして頂くVINOGRADI NUDICのIvan氏と合流し、彼のワイナリーに車で向かう。

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サラエボから車で1時間ちょっと。トンネルを抜けるとそこはヘルツェゴビナ。周りの風景は、紛争を経験した国とは思えない美しい景色の連続。英語でのつたない会話も、自然の話で盛り上がります。

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途中で休憩したヤブラニッツァの公園にあった『ネレトバの戦い』の記念物。これは、実際に破壊された橋ではなく、映画の撮影用に再現されたものだとか。

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ヘルツェゴビナの古都モスタル。ネレトバ川に架かる『スターリー・モスト』。紛争中の1993年に破壊されるも、2004年にユネスコの協力のもと復元される。ヘルツェゴビナの世界遺産の1つです。

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モスタルを後にして遅めの昼食。ボスニア・ヘルツェゴビナでは、羊(マトン)の肉をよく食べるとのこと。それも一匹を丸焼きにし、ナイフでカットして塩、胡椒で。その量の多さにビックリしつつ完食。

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今回の旅行の目的の1つ、ヘルツェゴビナのワイナリー訪問。モスタル近郊では、良質のブドウが多く栽培され、ワイナリーもモスタル近郊に集中しています。

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今日の宿泊は、ワイナリー近くのホテルで。まだ新しいホテルでゆったり休むことができました。朝食込みで50€

7月24日

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2日目の訪問先は、小規模蜂蜜生産者。モスタル近郊には、500家族の小規模生産者が、オーガニックのオリジナル蜂蜜を生産・販売しているそうです。ボスニア・ヘルツェゴビナの特産品としてのワインと蜂蜜。多くの日本の方に知ってもらいたいものです。

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次の訪問先に行く前に立ち寄った『クラヴィチェの滝』。その水量の多さと、水の透明度には驚かされます。多くの老若男女がバケーションを楽しんでいました。

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早めの昼食をモール内のレストランで。ボスニアビールとラム肉。なかなかマッチします。

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次に訪問したワイナリーは、小規模生産者でしたが、広大な葡萄畑を所有し、他の大手のワイナリーに葡萄を販売しながら、自社でもオリジナルのワインを生産、販売。これらのヘルツェゴビナのワインは良質なものなのに、日本で買うことはほぼ困難な状況が続いているのはなぜでしょう。日本のようなワイン消費国にも入ってこないことが不思議に感じるときでした。

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ヘルツェゴビナ最後の訪問先であるチーズ工場へ。フルオートメーション化された近代的工場で、中国とロシアからの引き合いが増えているものの、日本からのアプローチはまったくないとのこと。これはワイナリーも同じで、日本からの引き合いがなく、どうすればいいか苦慮されている様子がありあり。

さてサラエボの戻ろうとモスタルからの列車に乗ろうと思ったら・・・・今日は終わったとのこと。聞いたら1日に1往復しかなく、モスタルは19時だけ。事前に調べていなかったことを反省しつつタクシーでサラエボへ。運賃50€。

7月25日

今日は1日移動日。サラエボからウイーン経由でコソボ共和国の首都プリシュティナへ。サラエボとプリシュティナの直線距離は400kmくらいだけど、バスでの移動となると10時間。飛行機での移動なら3時間半。相当割高だけど、時間の節約のため飛行機を選択。

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プリシュティナの空港に到着。3年前に来た時よりさらに新しい空港に様変わり。良い意味で唖然とした瞬間でした。

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空港からプリシュティナ市内まではタクシーで20分ちょっと。運賃は30€。市内までの道も格段に広く綺麗になり、紛争からの急速な復興を実感。今回の宿泊ホテル『SWISS DIAMOND HOTEL』は2年前にできた最新のホテル。ヨーロッパ調の高級ホテルで、今回はちょっとふんぱつしてみました。

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ホテルのテラスでおひとり様ランチ。ローカル料理ではないけれど、なかなか良い味です。

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早めについたので、バスでペーヤ近郊にある『ヴィソキ・デチャニ修道院』へ。コソボ共和国でも移動手段はバスが主流。バルカン地域では、どうも列車の信頼度は低いようです。

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ペーヤ郊外のセルビア人地域にある世界遺産の1つ『ヴィソキ・デチャニ修道院』。1327年から8年の歳月をかけて作られ、数あるセルビア正教会の修道院の中でも最大規模のもの。この修道院ではワイン、チーズ、蜂蜜が作られています。修道院の宿坊に泊まり、ワインを楽しみながら満天の星を愛でる・・・・そんな旅はいかがでしょう。
この日もバスに乗り遅れ・・・・・・ペーヤからプリシュティナまでタクシーで移動。運賃60€

7月26日

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ホテルで知り合ったMusli Jashanica氏。今日1日は彼にガイドをお願いすることに。

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プリシュティナ郊外のセルビア人地域にある『グラチャニツァ修道院』へ。1321年に建てられたコソボの世界遺産の1つ。セルビア人地域であるだけに、掲揚されている国旗はセルビアのもの。アルバニア人地域ではアルバニアの国旗が。もちろん、コソボ共和国の新しい国旗もありますが・・・・・複雑な気持ちです。

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『グラチャニツァ修道院』から車で10分。『ガズィメスタン』へ。ここは、1389年に起こったオスマン軍とセルビアを中心とするキリスト教連合軍の戦場跡。ここに入るには、ゲートの警官にパスポートを預ける必要があります。

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Musli Jashanica氏と別れて、ホテルのまわりを散策。ホテルは『マザーテレサ通り』に面しており、夜遅くまで人通りが絶えない場所。この時期は、夜の8時頃まで明るく、通りに立ち並ぶカフェに人びとが集まっています。

7月27日

この日もMusli Jashanica氏にガイドをお願いし、今回の旅のもうひとつの目的のためスケンデライへ。

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スケンデライに入る前に、その近郊にある『アダム・ヤシャリ記念碑』に立ち寄る。アダム・ヤシャリは、紛争時のアルバニア系の英雄で、一族全員が虐殺され、その名前は空港にも付けられています。この日は、多くのコソボの若者が笑顔で記念写真を撮っていましたが・・・・彼らの心境はどのようなものでしょう。

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今回の旅行のもうひとつの目的、それはベシアナに会うこと。彼女は、紛争時に瀕死の重傷を負い、日本のNGOの助力により元気になった少女。フェイスブックを通じて知り合い、今日が初めての対面になりました。彼女の未来が明るいものになることを祈って。

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プリシュティナに戻る前に案内された旧ステーション。ユーゴスラビア時代には、ヨーロッパの各都市に向かって、ここから多くの列車が発着していました。この駅の周辺には、ロマの人びとが多く住んでいるそうです。

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ホテルに戻ったところで声をかけてくれたAziz Salihu氏。なんと彼は、ユーゴスラビア時代、オリンピックのボクシング金メダリスト。行きかう人びとが握手を求めていました。プリシュティナのローカルレストランは、地元の多くの人で賑わっているので、なかなか一人で入る勇気がなく・・・・。残念。

7月28日

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今日は、コソボのワイナリー訪問のアポを取っていたのに、ラマダン明けの休日でおやすみとドタキャン。さあどうしようと思いながら、プリシュティナの旧市街地を散策。このモスクは『チャルシャ・ジャミーア』。14世紀に建てられたもの。

7月29日

日本への帰国のため、プリシュティナからサラエボへ移動。帰りもウイーン経由で3時間半。

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今回の旅行も今日が最終日。ゆっくりと市内を散策。まずは第一次世界大戦の契機となったサラエボ事件の現場『ラテン橋』へ。今年はサラエボ事件から100年の節目の年。そんな年に歴史の現場に立てたことに感謝。ヨーロッパ的なサラエボの街並みから『ガジ・フスレヴ・ベイ・ジャーミヤ』を臨む。そして『ホリデイ・イン』は、紛争中にジャーナリストが集まっていたホテル。現在は名前をかえて営業中。

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サラエボ市内からタクシーで20分。『トンネル博物館』へ到着。紛争時、サラエボがセルビア軍に完全包囲された際に、物資を市内に運ぶために掘られたトンネル。当時は1km近くあったそうですが、現在はその一部を公開。

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『トンネル博物館』からタクシーで『サラエボ中央駅』へ。この駅から朝7時にモスタル行きの列車が出発します。訪れた時は夕方の6時過ぎでしたが、駅は閑散としていました。きっと列車の発着時間には人であふれることでしょう。

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サラエボでの最後は『アヴァズ・ツイスト・タワー』へ。142mの展望台から市内を一望する。展望台から全体を見ると、市内を歩いているだけでは分からないことも多く感じることができ、紛争からの復興がより早く進むことを願わずにはいられない気持ちになります。