『現在のバルカンを訪ねて−ボスニア・ヘルツェゴビナ/コソボ共和国の旅−』

2017年 10月26日

ヘルシンキ経由でウイーンへ。ヘルシンキでは大雪の影響で、乗り継ぎ便が1時間遅れるアクシデントがありましたが、旅には影響なく、今後の旅の無事も期待できそうです。

現在のバルカンを訪ねて−アルバニア共和国/コソボ共和国の旅
ヘルシンキ空港で乗り継ぎ

2017年 10月27日

ウイーンに1泊し、無事にコソボに到着。空港からの移動手段はタクシーしかありませんので、タクシーを利用し一路目的地のプリズレンへ。ちなみにタクシー代は70ユーロでした。空港からは高速道路整備され、片道1時間の旅です。

プリズレンまでの高速道路
プリズレンまでの高速道路

プリズレンは、コソボ国内でも歴史のある町で、トルコ系の住民が多く住む町です。チェックイン後、早速に市内で昼食を。やっぱりトルコ色の強い食文化のようで、ケバブを食べました。

ケバブ

食後にプリズレン市内を散策。初めての訪問と思っていましたが、2002年にも訪れていたことを思い出しました。

プリズレン市内 プリズレン市内 プリズレン市内

2017年10月28日

今回の旅の目的「プリズレン・ビジネス・フォーラム」に参加。食品、工業製品、木工製品、テキスタイル等、幅広い分野で出展されていて、これからのコソボの可能性を感じることができました。

プリズレン・ビジネス・フォーラム プリズレン・ビジネス・フォーラム プリズレン・ビジネス・フォーラム

イベント終了後、タクシーを利用し近隣のラホバッツへ。ここは、2002年の夏に1ヶ月ボランティアで滞在した想い出の町です。当時のガイド役だったエカ兄弟とは、帰国後からは疎遠になっていましたが、今はどうしているのか、常々気になっていました。そこで、この機会を利用し探してみることにしましたが、まさか会えるとは思いませんでした。しかし、当時よく利用していたパン屋のオーナーが私に気づき、エカの家まで案内してくれ、奇跡の再会を果たすことができました。

ラホバッツ ラホバッツ
ラホバッツ
エカと彼の末娘

2017年 10月29日

プリズレンからコソボ共和国の首都プリシュティナへ移動。ホテルにチェックイン後にタクシーでミトロビッツァへ。ここは、コソボでも民族分断が顕著に見られる地域で、橋を挟んでアルバニア系とセルビア系の居住地がはっきりと分かれています。数年前までは、この橋を渡ってセルビア側に行くのは危険と言われていましたが、現在は、何の問題もなく渡ることができました。それは、日本人への親日の気持ちと、中立性があることを皆が認めているからと言われ、今さらですが、日本人の海外における役割の可能性について考えさせられました。

首都プリシュティナ
アルバニア側から
アルバニア側から
首都プリシュティナ
橋の途中の風景
首都プリシュティナ
首都プリシュティナ
セルビア側

プリシュティナに戻り、懐かしいメンバーと再会。彼女たちは、日本との友好団体を設立すべく準備中で、そのお手伝いをするための話し合い。彼女たちの日本を想う気持を大切にしたいと思います。

プリシュティナ

2017年 10月30日

コソボでの滞在も終了。ウイーンに連泊し、ヘルシンキ経由で帰国の途へ。

ウイーン ウイーン ウイーン ウイーン

2017年 10月31日

コソボに向かうのは、トルコのイスタンブール経由が便利ですが、ウイーン経由もいろいろと楽しみがあり良いと思います。

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名画を堪能!!